本日は筆者が最近導入したシムレーシング向けのタコメーターを紹介したいと思います。
タコメーター
導入したタコメーターはSim Racing Studioが販売している以下の製品です。
Sim Racing Studioはカナダに拠点があり、シムレーシングやフライトシミュレーターの周辺機器を販売しています。
タコメーターとInteliBoxというハブのセットで中身は上記の写真の通りです。電源供給ユニットとケーブル等が付属します。
タコメーター自体は、実は日本精機がDefiのブランドで実車用に展開しているタコメーターです。日本のDefiをカナダのSRSがシムレーシング用に改造し、それをまた日本で輸入するという逆輸入みたいな状況です。日本のメーターを採用しているという事で、SRSに親近感が湧いてきます。
Sim Racing Studioの製品はちょっとしたプラットフォームになっており、このInteliBoxに他のSim Racing Studioの製品を繋ぐことで簡単に導入できる様になっています。接続はLANケーブルで行います。
InteliBoxに繋がれた製品はこちらのSim Racing Studio Appという専用のアプリケーションで制御します。基本的な機能は無料で利用できますが、別途有料のオプションを購入するとモバイル版のコンパニオンアプリ等、追加機能が使える様になります。
単に1つの製品を販売するだけでなく、SRS Appでプラットフォーム化して他製品の導入ハードルを下げたり有料でアプリのオプション機能を提供したりとビジネスモデルとしては中々考えられていますね。
導入手順
導入にあたって必要なことは以下の通りです。
- タコメーターとInteliBoxをLANケーブルで接続
- タコメーターと電源供給ユニットを接続
- InteliBoxをPCのUSBポートに接続
- 電源供給ユニットを電源に接続
- SRS Appをインストール
- SRS Appを起動
SRS App
ハードウェアやゲーム毎の設定をSRS Appから行う事ができます。ゲーム毎の設定は、基本的には自動で認識するため必要がありませんが、ポート番号を変更したい場合に利用します。タコメーターの他にもウィンドシミュレーター、LEDなどのハードウェアの設定が可能です。
注意事項
1)電源プラグの形状
電源プラグの形状を購入時に選択する事ができるのですが、日本規格が選択できません。US規格の3ピンが選択可能ですので、こちらであれば市販されている3ピンタイプの電源タップで利用できるので、こちらを選ぶのが無難でしょう。(または変換プラグを利用)。
2)電源供給ユニットの電源コード
電源コードを電源供給ユニットにしっかり奥まで差し込む必要があります。筆者は最初差し込みが不十分な状態で起動してしまい正常に動作できませんでした。差し込みが硬い為、十分差し込んだと勘違いしやすいので注意が必要です。
こちらの件で、SRSの問い合わせに質問しましたが、現地時刻は朝7時くらいだったにも関わらず、直ぐに返答(複数回往復)がもらえました。
今回はカナダで初めて利用するECショップで不安でしたが、出荷の対応が早く、またサポートも信頼できそうなのでとても良い体験ができました。
以上となります。