皆さんこんにちは。久しぶりのブログ更新です。
6月13日にF1シリーズの新作F1 23 がリリースされます。今作はブレイキングポイントの復活や新たなハンドリングモデルの導入などがあり、筆者も非常に待ち遠しく思っております。
そんなF1 23シリーズを更に快適にプレイするために新たなグラフィックボードを導入したので紹介したいと思います。
今回導入したのは NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti のグラフィックボードです。
元々RTX 3080を使っており、こちらもそこそこ高性能なのですが、RTX 40シリーズからDLSS3が使えるようになり飛躍的にパフォーマンスが向上し、かつ消費電力も少なく、排熱も改善されるとの事で、良いこと尽くめ(価格以外は)です。また、冷却効果が高いということはPCの寿命を長くすることにも繋がるかと思います。
パフォーマンス向上の最大の要因となっているのが、RTX 40シリーズから実装されているDLSS3(くわしくはこちら )で、これを使うと最大4倍のフレームレートの向上が期待できます。
実はF1 22からDLSS3に対応しており、新作となるF1 23でも対応が予想されるため、F1シリーズを愛してやまぬ(いや、単に物欲に負けた)筆者も来る新作のリリースに備え、最高のゲーム体験ができるよう4070Tiの導入を決意しました。
目次
グラフィックボード交換
今回購入したは Palit GeForce RTX 4070 Ti GameRock Premium で、 こちらがその箱です。
今まで使っていたRTX 3080(上部)の箱と比較すると4070Tiの箱の方が横幅が広くなっています。写真ではわかりませんが厚みも増しています。
グラフィックボード自体のサイズも大きくなっているので、当然といえば当然でしょう。
では、開封 した中身です。
フレームが万華鏡のようなクリスタル形状になっているのが特徴です。
使用中は綺麗に光ります(オフにすることも可能)。
続いてRTX 3080と比較です。
縦にも横にも、そして厚みも増しています。
両者のサイズスペックはこちらです。
■Palit GeForce RTX 4070 Ti GameRock Premium サイズ:328.9 x 137.0 x 64.4 mm スロット:3.2 slot
■ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity サイズ:317.8mm x 120.7mm x 58mm スロット:2.5 slot
サイズが大きくなるので、ケース内でクリアラ ンスが確保できるか注意が必要です。
続いて補助電源への接続です。
RTX 40シリーズから最新規格12VHPWR(16pin x 1)が標準の接続方法ですが、筆者はまだ、12VHPWRに対応した電源を持っていない為、付属の返還ケーブルの8pin x 2で接続しています。変換ケーブルが結構出っ張るので、PCケースの蓋が閉まるかどうか心配でしたが大丈夫でした。もし、ケースに余裕がない場合は、注意が必要です。12VHPWRに対応した電源ユニットであれば、配線もすっきりするのだと思います。
以下スペックの通り、RTX3080よりも省力化されています。これでCPUを載せ替える余裕が出来たかも。
■Palit GeForce RTX 4070 Ti GameRock Premium 消費電力:285W 推奨システム電力:750W
■ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity 消費電力:320W 推奨システム電力:750W
電源を入れるとこんな感じで光ります。綺麗ですね。
パフォーマンス比較 3080 VS 4070Ti
こちらがRTX3080とRTX4070Tiのベンチマーク の比較です。ちなみにCPUはRyzen 9 3900Xです。ベンチマーク は3DMARK で取得しました。
■Type Spy
■Type Spy Extrem
当然ですが、RTX 4070Tiに軍配があがります。
Time Spy Extreme(4K解像度 )の結果を詳しくみると、GPU 、CPUともに温度が低い状態で処理ができており、4070Tiの方が余裕があります。フレームレートについても4070Tiの方が20%程度、増加しています。
続いてRay Trracingのベンチマーク (Port Royal)の結果比較です。
■Port Royal
Port Royalの方も似たような傾向で4070Tiの方が、余裕があります。パフォーマンスがよくなり、かつ冷却効果も高いのでいいこと尽くしです。
続いてF1 22でのパフォーマンスを見ていきます。
F1 22のパフォーマンス
まず最初に注意点があります。Windows 10の場合、RTX 40シリーズのグラフィックボードを導入しても初期状態ではDLSS3が有効になっていません(Windows 11では自動で有効になる模様)。
そのため、グラフィックボードを交換後、以下のディスプレイ設定から次の項目をONにする必要があります。
項目:ハードウェア アクセラ レータによる GPU スケジューリング
■Windows ボタン -> 設定-> システム ->ディスプレイ -> グラフィックの設定
ハードウェア アクセラ レータによる GPU スケジューリング
続いて、F1 22でゲーム内のメニューからDLSS3(DLSSフレーム生成)をONにします。
これでDLSS3のフレームレート向上の機能が有効になります。
それでは、こちらがベンチマーク の結果です。グラフィックの設定は最高設定 (超高)に加えてレイトレーシング の品質を超高に変更して実施しています。
(グラフィック設定:超高の場合、レイトレーシング の品質:高になるため、これをさらに上げています)
■DLSSフレーム生成有効(解像度:5120×1440)
スタート直後(109FPS)
ベンチマーク 結果
グラフィック最高設定 で、レイトレーシング ON(超高)で平均121FPSでした。
これだけ出れば十分ですね。
ちなみに3080の時はグラフィック設定が同じ条件で、50-70FPS程度でしたので、2倍近くFPS が上がっています。
次に、DLSSフレーム生成をOFFでのベンチマーク も見てみます。
■DLSSフレーム生成有効(解像度:5120×1440)
スタート直後(79FPS)
ベンチマーク 結果
DLSSフレーム生成をオフの状態では、平均FPS が97でした。DLSS3は確実にフレームレートの向上に寄与していることがわかります。
今回は、ここまでです。
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では、また!